転職エージェント活用

JACリクルートメントの評判と活用方法3選|特徴から注意点まで解説

JACリクルートメントは、30代のあなたに最もおすすめできる、大手や外資系企業の管理職レベルなど、ハイクラス求人に強い転職エージェントのひとつです。

具体的にどんなところが良いの?
評判や口コミはどうなんだろう?

といった不安を抱えている人も多いはず。

そこでこの記事では、JACリクルートメントの特徴や評判・口コミを紹介し、JACリクルートメントの活用方法をご説明します。

JACリクルートメントを効果的に活用して、30代の転職を成功させましょう。

目次
  1. JACリクルートメントの特徴
  2. 他の転職エージェントとの比較・違い
  3. JACリクルートメントを活用するメリット
  4. JACリクルートメントを活用するデメリット
  5. 【評判・口コミ】JACリクルートメントが選ばれる3つの理由
  6. JACリクルートメントはこんな人におすすめ
  7. JACリクルートメントを利用する注意点
  8. JACリクルートメント 登録から応募までの手順
  9. JACリクルートメントを活用するポイント
  10. まとめ

JACリクルートメントの特徴

JACリクルートメントは、日系大手企業や外資系企業の管理職・専門職求人を豊富に取り扱う、30代以降のハイクラス向け転職エージェントです。

運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
求人数 25,000件以上
対象年代 30代〜50代
エージェント数 800名以上
転職支援実績 約43万人(1988年からの累積実績)
対応職種 営業/WEB・IT/コンサルティング/技術職/管理部門/その他
対応エリア 全国・海外
営業拠点 東京本社 / 埼玉 / 横浜 / 名古屋 / 静岡 / 大阪 / 京都 / 神戸 / 広島
企業ホームページより抜粋

オリコン顧客満足度調査では、「ハイクラス・ミドルクラス転職 総合ランキング」において、業界最大手のリクルートエージェントなどを抑えて堂々の第1位

それを象徴するように、JACリクルートメントの国内人材紹介事業は、コロナ前の売上水準を上回る成長を見せています。

2021年12月期 決算説明会資料」より抜粋

JACリクルートメントの特徴は、転職希望者と企業双方への営業を1人で行う「両面型」であるところです。

企業ホームページより抜粋

企業側と直接会話をしている担当者があなたと面談をしてくれるので、他のエージェントが持っていないようなリアルで質の高い情報まで面談で聞くことができます。

その分、JACリクルートメントが担当している求人数は、他の転職エージェントと比較して少ない傾向にありますが、1件1件が非常に質の高い厳選された求人といえるでしょう。

他の転職エージェントとの比較・違い

比較・違い

JACリクルートメントを、総合型転職エージェントの代表として「リクルートエージェント」、スカウト型転職サイトの代表として「ビズリーチ」とそれぞれ比較しています。

JACリクルートメント リクルートエージェント ビズリーチ
求人数 約25,000件 約400,000件 約130,000件
支援形態 エージェント型(両面) エージェント型(片面) スカウト型
対象年代 30代〜50代 全年代 30代〜50代
強み ハイクラス/外資系求人
業界特化エージェント
圧倒的な求人数
転職支援サポート
ハイクラス求人
プラチナスカウト

ハイクラス求人などのキャリアアップ転職を希望していて、希望する求人とマッチできればJACリクルートメントほど心強いものはありません。

求人数の少なさがデメリットとして言われがちですが、それでも25,000件も扱っており、1件1件の求人の質は高いので、あなたがキャリアアップ転職を狙っているのであれば登録しない理由はないです。

JACリクルートメントを活用するメリット

30代で転職を検討しているあなたが、JACリクルートメントを活用することで得られるメリットは、大きく3つあります。

JACリクルートメントを活用するメリット3選
  1. ハイクラス求人や外資系企業の求人を見つけやすい
  2. 他の転職エージェントよりも採用されやすい
  3. 転職後の満足度が高くなりやすい

【メリット①】ハイクラス求人や外資系企業の求人を見つけやすい

JACリクルートメントは、管理職以上のハイクラス求人や、外資系企業の求人を多く取り扱う転職エージェントです。

これまでにある程度のキャリアを積んできており、これからキャリアアップや外資系企業への転職を検討している人にとって、JACリクルートメントは強い味方になるでしょう。

【メリット②】他の転職エージェントよりも採用されやすい

扱っている求人数は他の転職エージェントと比べると少ないものの、マッチした求人であれば、採用される可能性は他よりも高くなる傾向があります。

JACリクルートメントの特徴である「両面型」のビジネスモデルを活かして、エージェントが応募先の企業にあなたのことを直接推薦してくれるためです。

企業を担当しているエージェントが、あなたのことを希望する求人にマッチすると判断して応募のフォローや推薦をするので、採用される可能性が高くならないわけがありません。

【メリット③】転職後の満足度が高くなりやすい

メリット②で述べた内容と重複しますが、企業側も担当しているエージェントがあなたと企業のマッチングできると太鼓判を押しているわけです。

転職後のミスマッチや後悔してしまうことも少なく、満足度の高い転職が実現します。

JACリクルートメントを活用するデメリット

JACリクルートメントは、これまでにキャリアを積んできた30代以上のキャリアアップ転職を希望している人にはマッチしますが、そうでないとデメリットが多いです。

JACリクルートメントを活用するデメリット3選
  1. 他の転職エージェントよりも求人数が少ない
  2. キャリアや実績が無いと求人案件を紹介してもらえない
  3. 転職の軸が定まっていないとミスマッチの求人を紹介されてしまう

【デメリット①】他の転職エージェントよりも求人数が少ない

JACリクルートメントは、エージェントが求人企業側と転職希望者側の両方を担当する「両面型」のビジネスモデルを採用しています。

そのため、他の転職エージェントよりも扱っている求人数が少ない傾向にあります。

実際に、JACリクルートメントが約25,000件に対して、リクルートエージェントは約400,000件と、求人数の桁が違います。

JACリクルートメントで希望している企業や職種の案件がなければ、他のハイクラス転職エージェントも併用することで、マッチングする可能性のある求人数を増やしましょう。

【デメリット②】キャリアや実績が無いと求人案件を紹介してもらえない

JACリクルートメントが扱っているのは、年収500万以上でキャリアや実績のある転職希望者を対象とした求人案件を取り扱っています。

そのため、実績の無い人がいくら求人紹介を依頼しても、「紹介できる案件が無い」と断られてしまうのです。

あなたを担当するエージェントは、求人企業側も担当しており、企業に対するメンツもあります。

あなたのことを自信を持って推薦できなければ、決して求人を紹介してくれません。

ただ、応募しても採用されなかったり、採用されても転職後にミスマッチが発覚するといった可能性を事前に排除してくれているとも捉えることができます。

もし「紹介できる案件が無い」と言われたとしても、ポジティブに捉えるようにしましょう。

【デメリット③】転職の軸が定まっていないとミスマッチの求人を紹介されてしまう

希望条件や職種など、転職活動をする上で「譲れないもの」が定まっていないと、興味の無い求人を紹介されてしまうことがあります。

JACリクルートメントは、エージェントが求人企業側と転職希望者側の両方を担当する「両面型」のビジネスモデルを採用しています。

あなたの担当となったエージェントは、転職希望者だけを見ているわけではないので、他の転職エージェントと比べると、希望条件の整理や深堀りにあまり時間をかけてくれません。

希望条件を曖昧に伝えてしまうと、ミスマッチな求人を紹介されてしまうので、自分でしっかりと転職の軸を定めておくようにしましょう。

そのためにも、リクルートエージェントやパソナキャリアなど、転職希望者に対する手厚いサポートで有名な他の大手転職エージェントを併用するようにしましょう。

【評判・口コミ】JACリクルートメントが選ばれる3つの理由

JACリクルートメントの評判・口コミを見ていると、選ばれる理由が3つ見えてきます。

JACリクルートメントが選ばれる理由3選
  1. 日系大手や外資系企業のハイクラス求人に強い
  2. 求人情報の質が高く、転職後のミスマッチが起こりにくい
  3. コンサルタントの質が高い

【選ばれる理由①】日系大手や外資系企業のハイクラス求人に強い

【選ばれる理由②】求人情報の質が高く、転職後のミスマッチが起こりにくい

【選ばれる理由③】コンサルタントの質が高い

JACリクルートメントはこんな人におすすめ

ここまで見てきたようにJACリクルートメントは、これまで積み上げてきたキャリアや実績のある人が更なるキャリアアップを目指す転職においては、非常におすすめの転職エージェントです。

現在30代である程度の実績があり、ここから更にキャリアアップしていきたいと考えているあなたであれば、JACリクルートメントを主軸に転職活動をしていくべきでしょう。

他にも、以下のような特徴にあてはまる人は、JACリクルートメントを利用すると、メリットが大きいです。

JACリクルートメントを活用すべき人の特徴
  • 年収500万円以上で更に年収アップの転職を目指したい人
  • マネジメント経験や専門スキルがあり、更にキャリアアップしたい人
  • 日系大手や外資系企業への転職をしたい人
  • 転職活動の方向性や軸が定まっている人
  • 転職希望の企業がある程度決まっている人

転職に向けて本腰を入れて活動する場合は、JACリクルートメントに登録しておいて損は無いので、必ず登録するようにしましょう。

JACリクルートメントを利用する注意点

注意点・落とし穴

JACリクルートメントは、これまでにある程度のキャリアを築いてきた30代のあなたには、最もおすすめできる転職エージェントの1つですが、注意点もあります。

JACリクルートメント活用の注意点
  1. 現在の年収が500万以上ないと案件を紹介してもらえない
  2. 転職の方向性が定まっていないと的外れな求人を紹介される
  3. 求人ごとに担当エージェントが変わりドライな印象を受けることも

【注意点①】現在の年収が500万以上ないと案件を紹介してもらえない

JACリクルートメントは、ハイクラス求人を豊富に扱う転職エージェントです。

第二新卒など、まだキャリアを積んできていない人に対しては、案件をまったく紹介してもらえないこともあります。

ひとつの目安となるのが「年収500万円」といえるでしょう。

ただ、現在の年収はあくまで目安でしかないので、ある程度実績を積んできた30代のあなたであれば、基本的に問題無いと思って良いです。

また、年収や実績が不十分と思える場合でも、現在の市場価値を評価してもらうために、登録してエージェントと面談してみる価値はあります。

大切なのは、ハイクラス求人を多く扱うので、年収や実績が満たない場合だと求人を紹介してもらえないことがあるということ認識しておくこと。

求人を紹介してくれなかったとしても、それが現時点におけるあなたの市場価値と照らして、お互いに時間を使わない最適な判断をエージェントがしてくれたと捉えるようにしましょう。

【注意点②】転職の方向性が定まっていないと的外れな求人を紹介される

JACリクルートメントは、リクルートエージェントなどのような転職希望者の担当と求人企業の担当が分かれている「分業型」と異なり、転職希望者と求人企業の双方を担当する「両面型」のビジネスモデルを採用しています。

そのため、転職希望者一人ひとりに対して転職の方向性を見極める時間は、他の「分業型」の転職エージェントよりも短い傾向にあります。

また、JACリクルートメントのエージェントは、求人企業も担当することから、エージェントごとに専門とする業界や企業が決まっているもの。

転職希望者への簡易的なヒアリングの結果、自分が専門としている業界や企業の求人に少しでもマッチしそうであれば、手持ちの求人案件を提案されることもあります。

その結果、的外れな求人を紹介されてしまう…。

JACリクルートメントに対する否定的なレビューの多くは、こういった背景があることが多いです。

そのため、JACリクルートメントを活用する際は、他の「分業型」の転職エージェントも併用して転職の方向性を定めた上で、譲れない条件や希望をしっかりと自分からエージェントに伝えるようにしましょう。

【注意点③】求人ごとに担当エージェントが変わりドライな印象を受けることも

JACリクルートメントは、「両面型」のビジネスモデルを採用していることから、求人企業ごとに担当エージェントが決まっています。

そのため、あなたに紹介できる求人が10件あったとすると、最大で10人のエージェントと会話することになるのです。

もちろん、裏ではエージェント同士であなたの経歴や希望条件などを共有しています。

その結果、突然入れ替わったエージェントから挨拶もそこそこに、別の求人を紹介されるというドライな印象を受けることもあるかもしれません。

また逆に、経歴の詳細や希望条件の細かい部分を、複数のエージェントから重複して聞かれることがあるかもしれません。

「両面型」の弊害として、どうしても求人ごとに担当エージェントが変わることが発生しますが、そういった背景を理解して、丁寧にエージェントとコミュニケーションを取るようにしましょう。

JACリクルートメントは優秀なエージェントが多いので、担当が変わっても丁寧に実績や希望条件を伝えていけば、理想の求人にたどり着き、企業への推薦もしっかりとしてくれますよ。

JACリクルートメント 登録から応募までの手順

JACリクルートメントに登録してから企業に応募するまでの手順は、基本には他の転職エージェントと変わりません。

  1. 登録フォームに情報入力して
  2. 日程調整の上でエージェントと面談の上、求人案件を紹介してもらい
  3. 履歴書と職務経歴書を準備し
  4. 希望の企業にエージェント経由で応募する

といった具合です。

他の転職エージェントと大きく異る部分は、上記②のステップです。

最初に1人のエージェントと面談して、これまでの実績や希望条件を伝えた後、エージェントは面談の場を離席し、あなたとマッチする求人案件を担当している他のエージェントと裏で連携します。

その後、マッチする求人案件を担当している他のエージェントが、入れ替わり立ち代わりあなたと面談して求人案件を紹介するのです。

ですので、最初のエージェントと面談した時に、しっかりとあなたの実績や希望条件を伝えることがとても重要です。

JACリクルートメントを活用するポイント

JACリクルートメントは、「両面型」のビジネスモデルであることをしっかりと理解した上で活用することが非常に重要になってきます。

JACリクルートメントを活用するポイント
  • 転職の方向性はエージェントとの面談前に具体的にしておく
  • これまでの実績や希望条件を詳しく具体的に伝える
  • エージェントが変わってもその都度丁寧にコミュニケーションを取る
  • 他のハイクラス転職サイトも併用する

転職の方向性が定まっていれば、JACリクルートメントほど心強い存在はありません。

活用できるようにエージェントとの面談前にしっかりと準備しておくようにしてください。

また、JACリクルートメントの取り扱い求人数を補うために、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなど、他のハイクラス転職サイトも併用して転職活動を進めていきましょう。

まとめ

これまである程度の実績を積み上げてきた30代のあなたにとって、JACリクルートメントはキャリアアップ転職をする上で、最高のパートナーになります。

JACリクルートメントを活用して、30代のあなたに最適なキャリアアップ転職を実現させましょう。